高衛生規格のコンベヤ脚部、日本市場で販売開始
コンベヤ樹脂ベルトのトップメーカー、ハバジットＡＧ（本社スイス）の日本子会社、ハバジット日本（東京都品川区、津川純社長）は、昨年グループ入りしたデンマークＮＧＩ社の製品を日本市場で１日販売開始した。
ＮＧＩ社はコンベヤ装置の高さを調節するレベリングアジャスター（脚部）メーカー。食品工場や医薬品の生産設備で要求されるハイジェニック（高衛生規格）製品を供給しており、レベリングアジャスターは国際認証機関ＥＨＥＤＧ（欧州衛生工学設計グループ）や米国３Ａ（３Ａ Sanitary Standards）を認証取得している。
ハバジット社の食品用ベルトも欧米の食品安全規格に適合しており、両社の強みを活かして日本国内でも食品工場の衛生管理をサポートする。
和歌山工場を増設、来年10月稼働
ハバジット日本は和歌山工場（和歌山県紀の川市）の隣接地に新工場を建設する。生産効率を高めて既存製品の需要増や新製品の供給に対応する。稼働は来年10月。
敷地面積4965�屐�延床面積3758�屐Ｅ效麓萋脆駘僂鮟�く投資額は約７億8500万円。正社員25名、非正規社員20名を雇用する。進出協定調印式を和歌山県庁で13日行う。出席者は仁坂吉伸和歌山県知事、中村慎司紀の川市長、津川純社長。
ＮＧＩ社のレベリングアジャスター