新本社オフィスを横浜のMM21に移転

 日本KFCホールディングスは本社、商品開発施設、グループ会社を、神奈川県横浜市の横浜アイマークプレイスへ移転し、2月27日から業務開始した。
 移転先の横浜アイマークプレイスは、横浜市のみなとみらい21エリアに位置し、BCP(事業継続計画)対策、省エネ対策が充実した、国内最大級の免震オフィスフロアを持つビル。5F、6Fを使用し、これまで離れていた商品開発施設を本社機能と集約する。これにより関連部署間の連携強化と組織間の創造的、効率的コミュニケーションを促進し、一層の業務の効率化と就業環境の改善を図る。
 5Fには本社オフィス、総合受付、会議・商談スペースを配置する。執務エリアはグループ社員がフロア全体に並び、すべてを見渡せる空間にしている。
 来客用エリアには4〜22名まで利用可能な会議室を15室設置するほか、大型の会議室を4室設ける。大型会議室の4室は、壁面を取り払うと1つの大会議室になり、さらに大きな会議が開催できる。
 6Fには商品開発施設のカーネルキッチンとカフェスペースを設置する。カーネルキッチンでは一般向け施策として定期的に調理体験ができる食育イベントなどを開催する。食育イベント等などの参加者も利用できるカフェスペースでは、ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースが着用していたスーツや歴史的写真、KFCが日本国内で展開を開始した当初に使用していた圧力鍋などを展示し、歴史を知るとともに、くつろげるスペースにした。
 同時に移転するグループ会社はケンタッキー・フライド・チキン、日本ピザハット、ケイ・アド、ケイ・フーズ、フェニックス・フーズ。