【年頭所感】
アジアに技術力を広め業界の発展へ
日本製パン製菓機械工業会 増田文治理事長

     増田理事長

 当会では、今年4月にシンガポール・エキスポで開催されるFHA2018(Food & Hotel Asia)への共同出展事業を実施する。本事業は今回で3回目となるが、毎回参加企業が増加し、今回は会員企業24社が参加することになった。アジア市場では、中間層や富裕層の増加により、消費が急激に拡大している。日本の高性能な機械、繊細で高い技術力に基づいたパンづくりやお菓子づくりを、アジアの人たちに大いにアピールし、業界の発展に繋げていきたい。
 また、今年もユーザー業界と一体となり、食の安全・安心へ向けた取り組み、消費者をひきつける魅力的な商品の開発、生産現場の省力化と生産性向上への取り組みなど、ユーザーが抱える課題に、永年培ってきた「モノづくり」の技術力を活かして取り組んでいく。
 そのための取り組みとして、今年は、26回目となる2019モバックショウの開催準備に着手する。実行委員には若手を多く起用し、フレッシュな感性で企画を行い、ユーザーの期待に応えるべく準備に邁進していく。