明治座(東京都中央区、三田芳裕社長)は飲食事業拡大のため、惣菜・弁当の製造工場を東京都江東区東砂に立ち上げた。4日から稼働開始する。製造能力は日産3000食。魚加工もできる施設。約100名が従業する予定。都内の食品工場としては比較的大きな規模となる。工場の建坪は約600坪。3階建て、敷地面積は約617坪。
従来の工場である森下営業所が老朽化したため、最新鋭の工場を立ち上げた。『安心・安全な「手作り仕出し弁当」を提供する』を工場立ち上げのねらいと同社は定め、衛生管理や省エネルギー対策について積極的な対応を実施した。農水省認定機関(社)日本べんとう振興協会によるHACCP高度化認定を取得。また、省エネ対策としてオール電化厨房を導入した。炊飯ライン、冷却装置、盛付ラインでの省エネ化が特に大きな特徴となっている。
工場の外観
オール電化厨房を導入