日清医療食品の銀座カフェ、3社共同運営へ

    「nu dish」の店内イメージ

 大日本印刷エフエム東京グループ日清医療食品は、東京銀座にある日清医療食品のアンテナショップ「nu dish Deli&Cafe(ニューディッシュ デリアンドカフェ)を3社で共同運営する。7月28日にリニューアルオープンし、新たな「美と健康」の発信拠点にする。
 店舗全体の企画、プロデュースは大日本印刷が担い、エフエム東京は店舗に併設するスタジオでラジオ番組の制作・放送を行う他、レストランを運営する。
 レストランでは新メニューとして「ヴィーガン(完全採食)」を採用し、有機無農薬栽培の野菜や穀物、本醸造調味料をベースにしたメニューを開発する。
 店内には大日本印刷が得意とするデジタルサイネージ設置する。ラジオの公開収録やイベントの告知、銀座の周遊情報などを表示する。また、元宝塚歌劇団のトップスターたちによる美と健康をテーマにしたラジオ番組の公開収録やイベントを実施する。
 「nu dish」は日清医療食品が2015年に開業した。主力事業である病院、高齢者施設に提供する健康で安全な食事サービスを銀座の立地に合わせたメニューで提供してきた。銀座は外国人観光客の人気スポットでもあるため、欧米で浸透しているヴィーガンを提供するなど、インバウンド需要を取り込むねらいもあると見られる。

併設スタジオではラジオの公開収録やライブを行う