大型製氷機を改良、節水・省エネをサポート
キューブアイス大型製氷機の「ＦＩＣ-Ａ240ＫＬ２ＳＴ」
福島工業はモデルチェンジした新型の「キューブアイス大型製氷機」を10日発売する。新型構造の水タンクを採用し、節水性と省エネ性を高めた。外食チェーン店や弁当・惣菜店、社員食堂などに提案していく。
水タンクを残水構造にした。一部の水を貯水して次の製氷時にリサイクルすることで排水量を削減し、節水性を向上させる。また、水温が低い製氷時の水を残しておき、次の製氷に使用することで製氷初期にタンク内の水温上昇を抑え、水温を下げるのに必要な電力エネルギーを低減することができる。氷１�堙�たりの製氷コストは約５％減の効果が得られるという。
タンク内には水量を検知するフロートスイッチを搭載した。給水量をコントロールすることで、様々な設置環境でも安定して製氷できるように改善した。冷却機にはアルミニウムを使用し耐食性を高めた。
バリエーションは製氷量や貯水量、仕様の違いなど18種類ある。代表機種「ＦＩＣ-Ａ240ＫＬ２ＳＴ」の外形寸法は幅1098×奥行き825×高さ1450�弌�製氷能力は１日当たり約190〜240�圈兵�波数エリア、室温・水温による）。貯水量230�圈Ｇ�間販売台数1500台をめざす。