トリドールホールディングスは中国の正大集団(CPグループ)と共同で外食チェーン「丸亀製麺」を中国に出店し、数百店舗の展開をめざすことをこのほど開いたグローバル戦略発表会で明らかにした。2028年3月までに「丸亀製麺」を世界で1000店舗展開する目標を加速させる。
正大集団のサプライチェーンのリソースをはじめ、中国市場における知見や多岐にわたるネットワークを活用することで「丸亀製麺」の中国事業を強力に推進する。まずは来年中のモデル店舗の出店を協議している。
また今後の海外展開を見据えて、群馬県内に「丸亀製麺」として初めてのドライブスルー業態を来春出店する。日本国内でドライブスルー業態の出店が盛んな群馬県での検証を進めることでアメリカでの出店に応用することも視野に入れる。
世界的なブランディング・カンパニーLANDOR&FITCH 社と組んで昨年から発足したRe-Brandingプロジェクトの下、各国ごとに発信していたブランドメッセージと店舗体験も統一する。