(社)日本冷凍空調学会の片倉百樹会長は、鳩山由紀夫首相が22日の国連気候変動サミットで表明した日本の温暖化ガス削減の中期目標「2020年までに1990年比25%削減」に触れ、「できる、できないは別として、世界に与えたインパクトは大きい」とした上で、「産学界に加え国の連携が不可欠だ」と、29日東京の学士会館で行なったプレスミーティングの席上、感想を語った。
片倉会長は「いまの生活や生産効率を落とさず温暖化ガスを削減するには、エネルギーの効率的な活用が不可欠。日本が世界に先駆けて新しい技術を示していくべきで、その技術開発面で国の(経済的な)協力がなくては不可能だ」と主張した。