RFIDによる輸送資器材の管理ソフト

 トッパン・フォームズはRFID技術を使って輸送資器材(パレット、折りたたみコンテナなど)を管理するソフト「ロジビューア」のタブレット端末対応版を10月中旬発売する。

カシオ計算機のV-T500(左)と
東北システムズ・サポートのDOTR-920(右)

 倉庫などの作業現場でタブレット端末を操作して輸送資器材の在庫管理やロケーション管理などをリアルタイムで行えるようになる。
 「ロジビューア」はカシオ計算機のタブレット端末「V-T500」と、東北システムズ・サポートのセパレート型Bluetooth接続リーダー・ライター「DOTR-920」の組み合わせを標準とし、従来のリーダー・ライターの約3分の2の価格で導入可能。
 「V-T500」は現場での使用に合わせて軽量化し、耐衝撃性に優れていることが特長。また、据え置き型リーダー・ライターとの接続も可能なため、様々な現場環境にフレキシブルに対応できる。
 オプションでNFCによるユーザー認証や、GPS機能を使って入出庫ログにGPSデータを紐付けしたロケーション管理にも対応可能。
 レンタル、物流、流通業を中心に提案を進め、「ロジビューア」システム全体で2015年度までに約2億円の売上げを目指す。