「大阪王将羽根つき焼き小籠包」の焼き上がり
イートアンドは春夏向けの市販用冷凍食品に、外食店や餃子イベントで人気が高まっている「焼き小籠包」を商品化し、「大阪王将羽根つき焼き小籠包」として2月末発売する。新商品、リニューアル品はいずれも「大阪王将」ブランド。
フライパンに並べて焼くだけで、羽根つきの焼き小籠包が完成する。パリッとした羽根と、カリッとした皮、スープの3つの食感が楽しめる。スープはオイスターと鶏ガラスープに紹興酒を加え、ふわっと香る設計。凍結時は大判焼のような形状で、トレーに4個入り。1個当たり43gとレンジ調理の小籠包より大きい。フライパン調理の際は天地を問わず、どちらの面を焼いてもきれいに仕上がる。レンジ調理の「小籠包」はより薄皮に改良し、レンジ調理でも上部のねじった皮が固くならないように配合を工夫した。
看板商品の「羽根つき餃子」はキャベツ、にんにく、しょうがに、白菜、にらを加えて味わい深くした。36個入りのパーティーパックをラインナップに加える。
「チーズ餃子」は、ステッペンチーズを加え、使用するチーズを4種に増やした。チーズ全体も40%増量して濃厚な味わいに仕上げた。羽根つき餃子のメインユーザーが50〜60代なのに対し、チーズ餃子は比較的若い30〜40代のファミリー層に支持されていることから、ユーザーの棲み分けを図る。
新商品の鶏から揚げ「大きなとりから」は食卓のメインのおかず向けに1個約40gと競合他社を上回るサイズ。従来品に比べて衣の比率を下げ、“肉感”をアップさせた。にんにくの配合率も16%高め、しっかり効かせた。タイで生産する。
リニューアルした「直火で炒めた炒飯」は、炒め時間を伸ばしてパラっと感を高め、焦がし醤油で香りを出した。九州産黒豚チャーシューの使用量を増やし、パッケージでも訴求する。430g入りと、600g入りの2規格。
夏向けの「ねぎ塩炒飯」(400g)は、レモンのさっぱりした味と、塩だれの旨味が感じられる味に仕上げた。