乳業界初、電気殺菌の牛乳を発売

 メイトーブランドの協同乳業は、乳業界で初となる新殺菌製法『電気殺菌』で製造した「農協牛乳」を関東エリアで1日発売した。
 『電気殺菌』は、ポッカサッポロフード&ビバレッジのPACES(ペース)製法である、交流高電界殺菌技術を応用し、115℃、20秒で殺菌する。
 従来の加熱殺菌(UHT殺菌120℃〜150℃、1〜3秒間)より、生乳にかかる加熱ストレスを抑えるため、牛乳嫌いな人が感じる「こげ臭」、「加熱臭」の原因物質(ジメチルスルフィド)を軽減し、生乳本来の香りに仕上がる。たん白質の変性が少ないため、すっきりした味わいとなった。
 希望小売価格は税1000ml280円、500ml145円、200mlオープン。賞味期限は10℃以下で製造日を含む13日。