関西発台湾向け冷凍海上混載便スタート

 日新(横浜市)は既にスタートしている横浜発シンガポール向けに続き、関西発台湾・台北向けの冷凍海上混載サービス事業を2月末から提供し始めた。台湾向け事業は関西・食・輸出推進事業協同組合と阪神国際港湾に申請し認定を受けた。

     神戸の摩耶冷蔵倉庫

 関西発台湾・台北向けの海上冷凍混載輸送サービスは食品に特化した。日新のHACCP対応冷蔵倉庫「摩耶冷蔵倉庫」(神戸市)で貨物を受け、大阪港から積み出す。コンテナ詰めから台北到着まで最短7日という。
 同社は「横浜発シンガポール向けに冷凍海上混載サービスを提供し、荷主から好評を得ている。阪神での業務開始により、一段とサービスのメニューを拡充する。今後も冷凍海上混載サービスのメニュー拡充に努め、日本産食品を海外に輸出する荷主を積極的にサポートする」と方針を示している。