新広報誌を創刊、相互コミュニケーションを打ち出す

   新創刊の広報誌「HI-COOK café」

 「HI-COOK」ブランドを展開する加熱調理機メーカーのアサヒ装設(石川県白山市、山本康太社長)は2019年に定期発行を終えた広報誌をこのほどリニューアルし、「HI-COOK café」として新たに創刊した。

 「お客様と当社を結ぶコンタクト・ポイントとして、相互コミュニケーションを図る大切な情報誌となることをめざす」(広報部)とし、製品紹介にとどまらず、社員の横顔などソフトな情報も積極的に発信していく。

 創刊号の表紙には山本社長とスタッフが談笑する写真を採用した。表紙には今後も社員が登場するという。最終面の社員紹介コーナーでは仕事以外の「こだわり」に焦点を当てた。第1回は豊田誠開発部長が週末に愛車のスカイラインやカプチーノのメンテナンスに勤しんでいる姿を紹介している。

 中面には国内外のトレンド情報や同社の製品技術、製品ラインナップを掲載した。「当社のモノづくりに対する思いを伝えたい」(広報部)という技術紹介の第1回は「過熱水蒸気」を取り上げ、酸素量や凝縮水のコントロールとおいしさの関係性について解説している。

 広報誌はA4版・カラー4ページ。隔月で発行する。「情報共有を通じてお客様の声を当社の製品・サービスに活かし、より良いライフスタイルの構築につなげたい」(広報部)。