プロセスセンターを山口県防府市に建設
山口県や広島県、九州全域で食品スーパーやディスカウントストアなど250店舗以上を展開するリテールパートナーズ（山口県防府市、田中康男社長）はグループ子会社、�蟯鬱廖米瓜圈砲離廛蹈札好札鵐拭次複丕叩砲鯑瓜圓坊�設する。
丸久デリカ・プロセスセンター（仮称）は敷地面積２万9894�屐�延床面積１万4016�屐�今年３月に着工する。竣工は来年５月。稼働は９月を予定している。投資額は約70億円。
惣菜や弁当の製造を強化するほか、これまで各店舗で行ってきた精肉、鮮魚のインストア加工をＰＣに集中し、各店舗の作業負担を軽減する。
最新の設備を導入して原料入荷から加工、出荷、輸送までの温度衛生管理を一元化する。ＨＡＣＣＰの義務化と食品表示法の改定に備え、高度な安全管理体制を整備する。
また、ＰＣの建設地は低温物流センターの隣接地にあるため、混載運用の簡素化や横持ち配送の負担軽減にもつなげるなど、物流機能の最適化を実現する。
リテールパートナーズは３カ年の中期経営計画を昨年策定した。３年間で新規20店舗の出店、60〜70店舗の改装を目標に掲げる。今回のＰＣ建設は出店戦略の要と位置づける。
同社は�螢泪襯�ョウ（福岡県大野城市）と昨年経営統合し、丸久、�螢泪襯潺筌好肇◆並臺�県佐伯市）の３社体制になった。前２月期の売上げは2289億円と西日本トップクラス。昨年末には北海道・北東北が地盤のアークス、東海・北陸のバローホールディングスと資本業務提携すると発表し注目を集めた。
丸久デリカ・プロセスセンター（仮称）の建築イメージ