地方の食品工場とバイヤーを結ぶWEB商談会を開始
(株)リンクアンドシェア（大阪市、中間秀悟社長）は、地方の食品工場向けに買い手企業との商談をWEB上でセッティングする「スマート商談会」を今月から開始する。商品が希望に合えば買い手企業と直接商談できる。費用は１商談あたり3000円（税別）。
仕組みとして�’磴ぜ蟯覿箸�ら工場にオファーするパターンと、��工場から買い手企業に商談を申し込むパターンを用意した。
�，任惑磴ぜ蟯覿箸�探したい商品のキーワード、イメージ、温度帯などの詳細情報を入力。クラウド上のデータベースから該当商品が提案され、気に入った商品があれば、その食品工場をオリジナル商談会に招待する。食品工場が「商談OK」をクリックすると連絡先が開示されて商談がスタートする。�△任録�品工場がオリジナル商談会を検索して買い手企業に商談を申し込むことができる。
同社はWEB活用のメリットとして次のように挙げる。�―祥茲離廛奪轡綏燭筌襦璽肇察璽襯垢任呂覆�、あらかじめニーズを持った買い手企業と商談ができるため営業効率が大幅に上がる。�▲�ラウドデータに入力した情報が24時間営業を行うため、地方や離島にいながらでも見込み顧客の獲得ができる。��「九州フェア」、「ワインに合う」、「インスタ映え」など消費者目線でタグ付けすることが可能なため、さまざまな角度で検索してもらえることで今までにない売り先を獲得することができる。
同社は３年前から買い手企業のWEB展示会や募集案件を掲載するサービスを先行して展開しており、小田急系スーパーと広島のドーナツ製造工場の取り引き成立など買い手企業と地方の食品工場とのマッチング成果は数百件に上っている。
今回の「スマート商談会」はマッチングに特化した試みで、地方工場が抱える距離の壁、営業力不足などの問題解決を目的としている。買い手企業にはスーパーの紀伊国屋、阪急、阪神、小田急系などが名を連ねる。同社は今後「食品工場の会員数、アイテム数の増加を図り、今年３月までに月間マッチング数300件、12月までに3000件をめざす」としている。
「スマート商談会」の内容を伝えるホームページ（ベータ版）