笹原社長
厨房関連機器の笹原商事(鹿児島市、笹原憲久社長)は今年8月に創業3周年を迎えたのを記念して、業績報告会を城山ホテル鹿児島で10月29日、18時半から開催する。
2016年設立と社歴は若いが、主力製品の油ろ過機が「ほっともっと」や「やよい軒」を展開するプレナスに採用され、出荷台数は2000台を突破した。導入先はほかにもAコープグループやしゃぶしゃぶレストランの木曽路、地域スーパーのハローデイ(北九州)、ジョイフルサン(長崎県)、せんどう(千葉県)などに広がる。
売上高は1期が1億5000万円、2期が5億円、3期(7月)は6億円と堅調に推移。今期は「8億円達成は間違いない」(笹原社長)。
ワンタッチ操作で調味料を正確に計量し、自動で
定量供給するディスペンサー
笹原商事は新製品の「調味料定量ディスペンサー」(特許出願中)をこのほど開発し、飲食店向けに拡販を強化している。その一環として、東京ビッグサイト青海展示棟で9月11〜13日に開催される専門展「SOUZAI JAPAN(惣菜ジャパン)」に出展する。
このディスペンサーはワンタッチ操作でタレやソースなどの調味料を正確に計量し、自動で定量供給する。10ccからデジタル設定でき、ケチャップやマヨネーズなど高粘度の調味料にも対応可能。調理現場のオペレーションの効率化、スタッフの技能や経験に左右されずに味の標準化に貢献できることを訴求する。