タイの展示会に出展

汎用性の高いガス小型フライヤーTDC-FS型

 「HI−COOK」ブランドを展開するアサヒ装設はタイのバンコクで13〜16日に開催される「ProPak Asia2018」に出展する。今回はタイ工場で生産するガス小型フライヤーTDC-FS型をはじめ、小型式インピンジメントオーブンTIMPJ-BS型、過熱水蒸気オーブンTBSCE-A型などバッチ式から連続式へ生産形態の変更を検討しているユーザーに向けて提案する。
 ガス小型フライヤーTDC-FS型はHI−COOKのベストセラー機。天ぷらからかき揚げまで幅広く対応できる汎用機で、滞留燃焼方式と跳ね上げ式昇降装置を採用して、張り込み油量を節約するなどコストダウンを実現した。
 小型式インピンジメントオーブンTIMPJ-BS型は加湿熱風で調理する。操作はデジタル設定が可能なタッチパネル構造で安定した品質を維持する。ガス熱源のためランニングコスト節減の効果も得られる。
 過熱水蒸気オーブンTBSCE-A型は過熱水蒸気と熱風を併用して幅広い調理に対応する。「目玉焼きは最高の仕上がりが期待できる」(同社)という。
 この他、プレート式成形機「ProForm」は世界的に高まる「ターンキー型調理システム」の要望に応えるために発売を開始した新分野製品。質感と安定形状という点でミートパティ・ハンバーグの成型はもちろん、ミートボールやコロッケなど幅広い食材にも威力を発揮する。
 「ProPak Asia2018」は食品や飲料、医薬品の製造加工、包装技術に関するアジア最大級の国際トレードショーとして知られる。前回は世界41カ国から1570社が出展し、約4万5000人が来場した。同社は毎年出展しており、タイの食文化の多様化によるニーズの変化にも柔軟に対応している。今回も「タイ市場で新しい販路開拓を図る」としている。

安定成形を実現するプレート式成形機「ProForm」