次世代型IoT販促ツール「スマートプレート」を導入

 ピザハットはアクアビットスパイラルズが提供する次世代型IoT販促ツール「スマートプレート」をピザハット奏の杜フォルテ津田沼店で2月20日導入した。
 「スマートプレート」は非接触型ICタグを内蔵したプレート状のデバイスで、バッテリーを必要とせず、NFC(近距離無線通信)に対応したスマートフォンをかざすだけで、特別なアプリをインストールすることなく様々なWEBページやスマートフォンアプリなどに遷移できる次世代型IoT販促ツール。
 自宅の冷蔵庫などに手軽に貼れるピザハットオリジナルの「マグネット型スマートプレート」を配布したり、店頭のポスターやPOPにも「スマートプレート」を組み込み、スマートフォンをかざすだけでお得な情報やクーポンを入手できる。
 同社では「スマートプレート」を、店舗情報を広く告知するアイテムの1つとして考え、家庭、貸会議スペース、宿泊施設、アミューズメント施設、スポーツ施設など、場所にとらわれず、店舗と利用者との接触機会を増やす新たなツールとして活用する。先進的なサービスの導入でピザハットの利用機会を創出し、利便性の向上を図る。

生活環境の変化に対応

 同社では従来型の電話オーダーやWEBオーダー以外にも、簡単便利な機能を搭載したスマートフォンアプリ、CRM(顧客関係管理)の強化など、幅広い層の利便性向上を図ってきた。さらなる利便性向上と、現代の生活環境の変化に対応するため、「おいしい商品が、お得に、手軽に、便利に」をコンセプトに、「スマートプレート」を活用した新サービスの導入を決定した。IoT販促ツールを導入するのは国内の宅配ピザ業界では初めて。
 ピザハット奏の杜フォルテ津田沼店は、1人からファミリー層まで多様な利用者が、おいしく、手軽に利用できるよう通常の店舗同様の宅配ピザメニューに加え、イートインに特化した食事メニューやカフェメニューを拡充した同社の次世代型店舗。同店舗への導入は、昨年の出店以来幅広い層が利用していることから選定した。