ＰＥＴキャップをごみ袋に再生
ペットボトルキャップ回収ボックス
オーガニックスーパーのビオセボン・ジャポンはさらなるＣＯ２排出削減を目的としてペットボトルキャップを回収し、「一般ごみ袋」へと再生・販売するリサイクルループを新たに構築する。
同社は国内初となる寄付先が選べる「ドネーション参加型ペットボトル回収機」を２店舗に導入した。本社オフィスをはじめ店舗のペットボトルキャップ回収ボックスの設置を順次拡大し、地域の消費者とともにサーキュラーエコノミー（循環経済）の実現に貢献する。
ペットボトルキャップ回収ボックスのカバーには、環境配慮型の素材・製品を開発する�蝪圍贈�（東京都中央区）が特許取得した、石灰石が主原料のプラスチック代替素材「LIMEX（ライメックス）」を使用。ボックスは約1200個のキャップを回収できる。
ボックスのＱＲコードを読み込み、ＴＢＭ開発の「CirculeXアプリ」に登録すると、CirculeXポイントが付与される。集めたポイントはＴＢＭが運用するＥＣサイト「ZAIMA」での商品購入や社会貢献団体の寄付として使用できる。キャップの回収と「CirculeXアプリ」のポイントサービスは１月26日開始した。
使用済みペットボトルキャップはＴＢＭが製造する「CirculeXごみ袋」の材料となる。45Ｌ、20枚入りを税抜き298円で２月５日から販売する。２月下旬には70Ｌと90Ｌの販売を予定している。使用済みストレッチフィルム（７割）とペットボトルキャップ（３割）を原料に使用することで、再生材料不使用の海外製従来品と比較して約45％のＣＯ２削減に貢献できる。
使用済みペットボトルキャップから再生した
「CirculeXごみ袋」