欧州シーフードショーを視察 フランス、スイスの小売業も探る

 水産タイムズ社は4月26日(日)〜5月3日(日)の8日間、欧州シーフード・エキスポ見学をメインに、スイスのチューリッヒ、ルッツェルン、さらにはパリの流通視察を加えた視察ツアーを実施する。
 欧米の『寿しブーム』に見られるように、世界の各地で水産物の需要が高まっているため、ブリュッセルで毎年開催される『欧州シーフード・エキスポ』は近年益々注目度が増している。
 本セミナーではシーフード・エキスポの視察に加え、欧州で長く日本食品の拡販に携わってきた食品コンサルタントから現地レクチャーを受ける。ブリュッセル近郊の魅力的な中世の都市や、チューリッヒ近郊の湖沿いに建ちオーベルジュ風の食事ができるホテルに滞在するといった、ヨーロッパの魅力も満喫する。
 一方、ヨーロッパの寿しレストランは、多くが韓国や中国人の経営によるもので、スーパーで売られている寿しも、日本人の考える寿しとは程遠い。こうした欧州の寿しブームの現状を探り、おいしい寿しを定着させていく上で、日本にビジネスチャンスはあるのかといった点も考察する。
 円高が進み、一時の極端なユーロ高、燃油高も収まっているため、ヨーロッパの渡航環境は好転している。費用は57万5000円。
 訪問国はベルギー、スイス、フランス。レポーター同行、添乗員付。

07年度のシーフードショーの様子