宮殿工場２カ所目着工、液体調味料・レトルト増産へ
日本食研ホールディングスは愛媛県今治市に主力商品の液体ブレンド調味料（たれ、ソース）、レトルト食品（カレー、鍋スープ）を製造する新工場を建設する。生産能力は年間最大５万t、初期投資額は250億円。11日に起工式を行う。竣工は2019年９月予定。
工場は今治新都市のクリエイティブヒルズ内に建つ。敷地面積は５万2491�屐�建築面積は１万1523�屐Ｅ換�造り６階建てで延床面積は４万2302�屐�オーストリアのウイーンに現存する「シェーンブルン宮殿」をモチーフにした。同社の「宮殿工場」はウイーンの「ベルベデーレ宮殿」を模したKO宮殿工場（今治市）に次いで２カ所目。
同社は先月、中国江蘇省南通市で液体、粉体ブレンド調味料を製造する本社工場の建設に着工し、今冬には台湾嘉義市に本社工場を建設する計画がある。国内外で生産体制を整備し、今後予想される需要増に対応する。
シェーンブルン宮殿工場の正面（南面）イメージ