中国から冷凍混載便、少ロットでも輸入可

 冷凍食品の輸入、通関、物流業務などを得意とするナカムラロジスティクス・グループのナカムラエアーエクスプレス(東京都港区)は中国現地法人ナックスチャイナの威海分公司(山東省栄成市)を通じ、冷凍貨物の混載輸入サービスを開始した。
 中国・威海発―大阪港着の船便ルート。最小ロットの1㎥/tから、必要な量だけ冷凍貨物を輸入できる。混載便のため、コンテナ1本単位ではなく、小ロットの輸入が可能。これにより、日本国内で在庫を抱えず、販売量が見込めない新商品、新しい工場製造商品などのリスク軽減にもつながる。船便なので航空便よりも輸入コストは格段に安い。
 取扱貨物は−18〜25℃で取り扱う。
 威海発の船便は隔週金曜日に出港し、翌週火曜日に大阪港到着。オーダー締切は出港日の1週間前。貨物の引渡しは最速で到着週の木曜日から可能。同社は通関手続きのほか、グループ機能を発揮し、国内冷凍輸送や、一時保管なども手掛けることにより、顧客荷主に合理的で、低コストの輸入、物流サービスを提供する。
 NAX CHINAの威海分公司は山東省栄成市成山大道東段169号4階(電話0631−7555601、FAX0631−7555603)。