印西冷凍センターで太陽光発電開始

 関東信越の6生協が加盟するコープネット事業連合は千葉県印西市にある冷凍専用物流センター「コープネット印西冷凍センター」で太陽光発電の運転を2日開始した。原子力発電に頼らないエネルギー政策への転換の一環。発電能力は740kW。年間発電量は71万6000kWh。

コープネット印西冷凍センターの太陽光発電設備

 ソーラーパネル3024枚を屋根全面に直接敷設した。設計施工は新日鉄住金エンジニアリング。パネルはパナソニックES産機システム製。
 物流センターを太陽光発電に利用するのは、会員生協のコープながの「須坂集品センター」(長野県須坂市、出力500kW)に続き2カ所目。ほかに店舗屋上や配送センターの屋上を利用した太陽光発電も稼働している。
 10月には「コープネット東金要冷集品センター」(千葉県東金市、出力729kW)で太陽光発電を稼働する予定。
 太陽光発電のほかに、風力発電やバイオマス発電についても調査し、再生可能エネルギーの普及・拡大を図る。