気仙沼にサンマ選別機贈呈

 新潟県長岡市のスーパー、原信ナルスホールディングスはサンマ自動重量選別機1台を気仙沼漁業協同組合に今月にも寄贈する。サンマの箱詰めに欠かせない選別機だが、津波で流され気仙沼漁協には1台もない状態。手作業で行なっているため負担となっていた。
 同社は今年4月から、客が原信ナルスオリジナル商品を1品買うごとに1円を大震災の被災地への義援金とする「まごころの1円プログラム」を展開している。選別機購入にはその一部の1500万円を充てた。
 原和彦社長が気仙沼市役所を先月28日に訪れ、菅原茂市長や気仙沼漁協の佐藤亮輔代表理事組合長に目録を手渡した。