デジタルマーケティング事業を手がけるナイル(東京都品川区)は運営するスマホ情報サイト「Appliv TOPICS」で冷凍宅配弁当サービスに対するイメージ調査を実施した。20〜59歳の男女884人を対象にインターネットで行った。
冷凍弁当宅配サービスの利用経験者は約25%で、利用経験のない人でもサービスの存在自体を知っている割合は6割を超えた。
ブランド認知度では1位ワタミ、2位ヨシケイ、3位セブンミール、4位ナッシュ、5位タイヘイの順となった。年代別でも30〜50代は1〜3位の順位が同じで、20代ではナッシュが3位に入った。
冷凍弁当宅配サービスの利用経験者は約25%だった(Appliv TOPICSのホームページから)
冷凍弁当宅配サービスを「利用したことがない」と回答した人(668人)でも6割超がサー
ビスの存在自体は知っていた(Appliv TOPICSのホームページから)
冷凍弁当宅配サービスに対するイメージを聞いたところ「調理が簡単」、「時短になる」の2項目で好意的な回答割合がいずれも7割を超えた。反対にネガティブな回答割合が多かったのは「値段が手頃」と「おしゃれ」の2つ。割高のイメージを持っている人が多い結果となった。
年代別では20〜30代が40〜50代よりもポジティブなイメージを持っている傾向にあることがわかった。「値段が手頃」と「おしゃれ」とする割合は50代が最も低いが、20代は最も高かった。一方で「調理が簡単」、「時短になる」の2項目については、40〜50代のほうが好意的な割合が高くなるという逆転現象が起きた。
今回の調査では冷凍宅配弁当サービスの価格に対して、ネガティブなイメージを持っている人が多い結果となったが、調査を行ったナイルは「各サービスの料金を調べてみると、1食あたり500〜700円程度のサービスが多く、外食やテイクアウトなどに比べると価格は抑えめ」と指摘している。
冷凍弁当宅配サービスのイメージは「調理が簡単」、「時短になる」の割合が高い(Appliv TOPICSのホームページから)
年代別では20〜30代が40〜50代よりも全体的にポジ
ティブなイメージを持っていることがわかる(Appliv
TOPICSのホームページから)