佐藤水産は鮭の内臓を有効活用した「鮭醤油」を「ｉｆｉａ ＪＡＰＡＮ」に出展する。アミノ酸成分がバランスよく豊富に含まれておりおいしさの決め手となる。

　同社は鮭の専門メーカーとして北海道産の鮭を余すところなく食品に利用している。４年前に「鮭醤油」の専門工場を同社の石狩サーモンファクトリー工場に近い佐藤水産創業の地にオープンした。
　工場の外観は、伝統ある蔵作りをイメージして建築した。製造工程は大きな杉桶を使用し仕込み熟成を行なっている。北海道産の秋鮭にこだわった商品創りをする鮭の専門メーカーとして魚醤油を製造。その特徴は魚醤特有の臭みがなく、通常の大豆を主原料とした醤油のようにそのまま使用できる。
　月間４〜６ｔ生産しており、こだわりの鮭醤油として全国の量販店や外食業務筋、業務用惣菜メーカーなどに販売している。市販用製品は北海道の同社の直営店で330円（150ｍｌ）で販売している。