総務省家計調査、調理冷食支出4.5%増

 総務省がまとめた2012年の家計調査報告によると、2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり前年比1.1%増の343万4026円と増加。このうち食料支出は0.8%増の87万9402円とわずかながらも増えた。
 冷凍調理食品は4.5%増(252円増)の5888円と増加した。さらに惣菜材料セットの世帯支出は16.9%増3398円と著しく伸びた。
 寿司(弁当)は1.1%減と割り込んだが、金額は1万1640円と大きい。うなぎ蒲焼は26.8%減2082円と大きく落ち込んだ。逆に一般外食は2.4%増14万6359円と増加。外食の寿司支出も1.0%増1万3094円と増えた。肉は全ての食肉支出が減少した。
 魚介類の支出は1.2%減7万7803円。生鮮魚介1.8%減、塩干魚介2.1%減に対し、魚肉練製品0.5%増、他の魚介加工品も1.1%増と健闘。
 魚介類は生鮮さけ、同さば、かまぼこ、わかめなどが伸びた。