日本生協連、鳥栖冷凍流通センター稼働
日本生活協同組合連合会は佐賀県鳥栖市に新設した「鳥栖冷凍流通センター」を１月から稼働させている。コープ九州事業連合の会員生協の�〜塙膂�宅向け商品を仕分けるセットセンター��店舗向けの通過型センター�Ｆ�本生協連・コープ九州事業連合のＤＣを併設している。新センターの稼働により、品温管理機能の強化や拠点集約による物流コストの削減、取り扱いアイテム数の拡大が見込める。
１月から稼働開始した鳥栖冷凍流通センター
前川製作所のアンモニア冷凍機ユニット
日生協が土地（５万1780�屐法�建物（延床２万3030�屐法∪瀏�に約110億円を投じた。設計は�蠢聾祇澤�。施工は�蠕�沼組。運営は�螢掘璽┘奪�スカーゴ。冷却設備は�蠢粟鄒什扈�のアンモニア冷凍機ユニットをＦ級12基、Ｃ級４基の計16基導入した。
セットセンターでは、会員８生協のうち、宮崎、沖縄を除く６生協分を扱う。これまで福岡、長崎、大分、鹿児島に分散していた会員生協の自前のセンターは３月末までに一本化する。
冷凍専用センターでは初となる�蝪稗硲�の「新自動集品システム」を採用したのが最大の特徴。商品ダンボールから、１個単位でＲＦＩＤチップを取り付けた緑色のトレーに移し替え（１次投入）、ラインで流しながら組合員の注文別に並べ替え、最後に同一組合員向けのトレーを作業員の手で１つにまとめる（２次集約）システム。仕分け作業を大幅に自動化することで集品ミスをゼロに近づけ、商品がマイナス25℃の環境下にある時間帯を拡大した。
隣接地にはカタログセットセンターも新設し、カタログの製本作業も一本化した。
右側のダンボールから左側の緑色のトレーに商品を移し替える（１次投入）