家庭で簡単にだし醤油

 有限会社せいぶ印刷工房(高知県四万十市)は地元で長く親しまれてきた燻製の鮎やかつお節を「我家(うち)のだし」という、瓶詰にアレンジして商品化した。

「我家(うち)のだし」シリーズ

 ラインナップの1つ「あゆのだし」は瓶に焼き鮎1匹を丸ごと入れているため、見た目にインパクトがある。瓶の中に醤油を注ぎ、1〜3日置くと、鮎の香りが漂うだし醤油になる。冷奴や卵焼き、漬物、おひたしなどにかけて通常の醤油として使ってもいいが、湯で薄めると天つゆや麺つゆにもなる。米と一緒に炊いて「鮎飯」にしてもいい。「醤油が半分程度になったら注ぎ足して。30回程度は繰り返し使える」(同社)。
 通信販売で扱っている。「かつおのだし」、「めじかのだし」、小ぶりの「うちのだし卓上」などもある。