グリーン冷媒への転換を加速、今度は蓄冷剤凍結庫
業界で初めて採用した
マイクロチャンネル凝縮器
フクシマガリレイは蓄冷剤用急速凍結庫「ＧＫシリーズ」をモデルチェンジし、１日発売した。冷媒を地球温暖化係数ＧＷＰ3920のＲ-404Ａから環境負荷の低いＲ-448Ａ（ＧＷＰ1387）に変更し、ＧＷＰ値を約65％ダウンした。
蓄冷剤用の急速凍結庫にＲ-448Ａを採用するのは業界初。グリーン冷媒への転換で温室効果ガス低減に貢献する。
さらに業界で初めて伝熱効率が高いマイクロチャンネル凝縮器を採用した。従来機種に比べて冷媒の封入量を大幅に削減し、ＣＯ２換算値（ＧＷＰ値×冷媒封入量）では環境負荷を約77％低減する。
消費電力量の削減効果も期待できる。０℃グレードの蓄冷剤（800ｇ）125個を凍結するのに従来機種では16時間40分、消費電力19.2kWhを要していたが、新機種では15時間40分、17.3kWhと１時間短縮と消費電力量の10％削減を可能にした。
このほか、通信対応基盤や漏電遮断器を標準装備しており、温度管理システムの導入をサポートするとともに安全性を担保する。
代表機種の外形寸法は幅755�弌澑�行800�弌濆發�1950�弌Ｍ�効内容積475Ｌ。温度−40℃〜−20℃、三相200Ｖ。180万7000円（税抜）。
グリーン冷媒に切り替えた蓄冷剤用急速凍結庫、
代表機種のGKD-082FMD1-S