【年頭所感】
50周年の節目、業界を発展させ次世代につなげる
日本包装機械工業会 大森利夫会長

      大森会長

 包装機械メーカーは積極的に海外へ出て情報収集し、国内からは新製品・新技術情報を、全世界のユーザー企業に向けて発信することが海外市場開拓・拡大につながり、経営基盤安定化をもたらすと確信している。
 また、さまざまな分野でロボット、IoT、ビッグデータ、AIなどの先端技術を活用しながら産業のイノベーションを起こしていくことが、製造業だけでなく社会全体の進化につながると考える。今後は企業間・産業間内の連携を強化し、新たな付加価値を高めていきたい。
 今年10月には当会にとって最大のイベントである「JAPAN PACK 2017(2017日本国際包装機械展)」を日本の包装機械産業の総力を結集して開催する。出展企業の新技術、新製品の発表や関連業界との共同事業などを展開する。関係者にはこれまで以上の絶大な支援をいただき、ユーザー産業と包装関連産業双方のビジネスに貢献していきたいと考えている。
 今年は当会が創立50周年を迎える節目の年になる。1月16日には多くの皆さんと創立50周年記念を祝いたいと思っている。このような時期に会長職を務める重責を感じながらもこれまでの業界発展に貢献された先人の思いをかみ締め、10年、20年、さらには50年先を見据えて次世代へとつなげていきたい。