国内最大、千葉流山に物流タウン誕生
物流施設大手の日本ＧＬＰは千葉県流山市で開発を進めている「ＧＬＰ流山プロジェクト」について、新たに物流施設５棟を建設する第２期工事の概要をこのほど発表した。
第１期工事による施設３棟は今年２月までにすべて完成した。これに第２期工事の５棟を合わせた計８棟の延床面積は約90万�屬箸覆蝓�国内最大規模の物流施設が誕生する。総敷地面積は約28万�屐Ａ躋�発費用は1840億円。
第２期は来年２月に着工し、全５棟を2023年６月までに竣工する計画。テナント企業の人手不足対策や作業効率の向上をサポートするため、人材マッチングシステムや輸配送マッチングシステム、倉庫スペースのシェアリングを導入する。また、託児所やコンビニを設け、専用通勤バスを増便する。
流山市は子育て環境づくりの施策が奏功し、若い世代の人口流入が伸び続けている。一方で近隣エリアを含む有効求人倍率は1.0前後で推移している。日本ＧＬＰの帖佐義之社長は「流山市の地域活性化や産業振興にも貢献できる」と語っている。
「ＧＬＰ流山プロジェクト」全８棟完成イメージ