日本発の食品安全規格、東南アジアへ進出

 日本発の食品安全管理規格「JFS規格」を運営する食品安全マネジメント協会(東京都中央区、大羽哲郎理事長)は、ISO22000やグローバルGAP(水産養殖)などを認証するベトナムの認証機関とJFS-Cプログラムの審査、認証業務に関する契約を締結し、認証機関として登録された。JFS-C規格運用の認証機関としては東南アジア第1号となる。

 JFS規格には一般衛生管理とコーデックスHACCPの弾力的運用を求めるA規格、コーデックスHACCPの実践を求めるB規格、GFSI(世界食品安全イニシアチブ)の承認セクターを含む国際標準のC規格(JFS-C)など5つある。

 今回の登録によってベトナム国内の食品事業者はJFS-C規格に基づく審査を受けることが今後可能となり、日本とベトナム間の食品輸出入促進、食品安全の向上が期待できる。

            JFS-C認証機関登録授与式の様子