新無菌充填ラインが稼働

 ジャパンフーズは炭酸・非炭酸兼用の無菌充填ラインとPETボトルブロー成形機を新設する工事が完了し、7月から稼働を開始した。投資総額51億円。280mlから2.0LサイズのPETボトルに対応するマルチライン設備で、毎分最大800本(500mlで1日当り約4万8000C/S、1年当り約1000万C/S)の能力を持つ。

炭酸・非炭酸兼用無菌充填機

 これにより同社の製造能力は既存のPETボトルと缶飲料11ラインの約5000万C/Sから、12ラインの約6000万C/Sへ約20%アップする。
 新ラインは世界最新鋭の無菌充填ラインで、PETボトル容器の成形から充てんまでを直結化し、省スペースと省エネルギーを実現している。容器の軽量化やラベルの薄肉化に対応し、排出炭酸ガスを大幅に削減する環境負荷の低いライン。
 今回の工事では製品・資材倉庫も新設し、ユーティリティ関連設備を整備した。

ラベル薄肉化対応シュリンクラベラー