日本食品機械工業会は来年開催する食品加工機械・技術の展示会「FOOMA JAPAN2014」の出展募集を15日から開始する。会期は来年6月10〜13日。東京ビッグサイトの東展示棟を使って開催する。
テーマは「食の未来を探しに行こう」。今年の来場者は9万4087人。出展社数は725社2971小間(昨年666社2927小間)で過去最多となった。出展分野は例年通り「食品製造・加工」を中心に多岐にわたっているが、今年は製造工程におけるオートメーション技術の導入の進展がみられ、総合展としての色彩をより一層深めた。事務局では、10万名近い業界関係者を参集できる展示会であることをアピールしている。
海外来場者数は2415名で、前回の1910名から増えた。中国を筆頭にアジア地域からの来場者が特に増加している。「日本の食品関連技術に対する期待の高さが実証されるとともに、海外販路の開拓に有意義な役割を果たしている」(事務局)と今後の展望に期待を寄せている。
また「今年のFOOMA終了後、出展者にフィードバックしてもらったところ、出展者の9割が会期中に来場者と商談した。来場者の3割が意思決定者である部長職以上であり、商談の進捗状況を把握しやすく、早期の契約に結び付く」と説明している。
写真はFOOMA2013の様子。来年はどんな機械と出会えるか、期待に胸躍る