JAさが(3)――「佐賀チキンフーズ工場」
        野菜の下処理加工を内製化、チルドで供給

 JAさがの「佐賀チキンフーズ工場」は、今年5月から生鮮野菜の加工を内製化した。玉ねぎ、にんじん、ピーマンの3種類を下処理加工し、グループの食品工場などに供給している。同工場は佐賀ピラフ工場へ供給する原料鶏肉の前処理や市民生協向けのバラ凍結肉なども処理する。

 佐賀チキンフーズ工場で使用する鶏肉「九州産安心咲鶏」は、全農グループの登録商標。産地を九州に限定して、全飼育期間で抗菌性物質を使わない飼料だけを使用する。鶏の解体は別の工場に集約。ここでは1日当り10tの生肉を1.5次加工し、新鮮さを保ったチルド状態で工場に届ける。

 肉はDプラス3で製品化。野菜も軽くブランチングした後、カットしてチルドで納品しているため、「原料の肉も野菜もワンフローズン」というのが大きな特徴。  (JAさがシリーズおわり)
                           

鶏肉を1.5次加工して
チルドで供給




 

野菜も軽くブランチングした後
チルドで供給

                                      【JAさがシリーズ終わり】