日本製パン製菓機械工業会、総会2019

増田理事長「海外市場を捉えなおす時がきた」

　　　　　　総会で挨拶する増田理事長

　日本製パン製菓機械工業会は通常総会を兵庫県神戸市内で５月21日開催し、2019年度事業計画などを審議承認した。増田文治理事長（マスダック社長）は主催者挨拶で、事業環境の変化が激しさを増しているとして「製パン製菓機械メーカーが生き残るために、知恵をどのように働かせるべきか。この機会に胸襟を開いて話し合いたい」と語った。
　そのうえで、海外マーケットについて取り上げ「2010年の上海万博以来、多くの企業が中国市場の開拓に取り組んでいるが、変化の激しい時代の中で考え直さないといけない」と指摘し、タイやシンガポールの展示会視察や共同出展を通じて日本の機械に対する注目度を高めていく必要があると強調した。
　今年度の新規組合員は正会員が㈱アリガ製作所、㈱エフ・エム・アイ、㈱ネクスト、㈱ハクラ精機、不二精機㈱、賛助会員が大阪ガス㈱、㈱廣目屋。