日本冷凍食品検査協会
現場でつくりこむ「食の安全・安心」 実践のポイント −10−
第３章 現場で活用できる文書とは？
３ 使いやすいチェックシートの作り方
（２）使いやすいチェックシートとは？
チェックシートの様式を設定する場合、いずれの方式にも共通して記載すべき事項として次の項目が挙げられます。（図11参照）
また、チェックシートの記入は、後日無断で修正が行われないようにボールペンの記入および修正の場合には、修正部分に線を引き、修正者のサインを入れるようにしなければなりません。
＜チェックシートの記載項目＞
�．船Д奪�シートの名称と識別のための様式��
このチェックシートが製造工程中のどの工程で使用される物であるか、その名称を記載します。また、チェックシートの整理を容易にするため様式��
をつけておくと大変便利です。
��工場名および使用する部署名
このチェックシートの使用部署と管理責任を明確にするため、工場名および部署名を記載します。
��製品名およびロット�癲壁週�されているトレース用コード）
該当する製品の名称およびロット�發發靴�はバッチ�眦�を表示している場合はそれらを併せて記載します。
�だ宿覆竜�格（重量、入数）および区分（市販用、業務用）
製品の重量、入数の規格と市販用、業務用等の製品区分を記載します。
�ゥ皀縫織螢鵐阿鮗損椶靴親�および時間
モニタリングを実施した日付と時間を記載しますが、このとき留意することは事前にチェックシート様式に時間を記載しておくのではなく、必ず実際に実施した時間を都度記入することが重要です。
�Υ浜�項目と管理基準もしくは製造基準
各々の管理項目の管理基準については事前に記載しておくことにより、チェック担当者が基準の逸脱を判断することが容易となります。
�Д皀縫織螢鵐阿侶覯漫平�値、判定）
モニタリングの結果について、実測の場合はその測定値、観察の場合はその判定（○△×もしくは判定の点数）を記載します。観察の場合には、主観による判定を極力少なくするため、判定基準を様式中に簡単に記載しておくか、別途判定基準表を作成して参照しながら行うとよいでしょう。
�┘皀縫織螢鵐阿慮‐攫圓�よび該当部署の管理責任者名（サイン）
だれがチェックを実施したかを明確にするために、チェック担当者のサインを記入します。印鑑を製造現場で使用するのは異物混入防止上問題があり、また他者による代行捺印のおそれもあるのでこれを防止するためサインとします。
��モニタリング担当者名（サイン）
モニタリングが正しく行われているか、その記録を点検する必要がありますが、点検者のサイン及び点検の時間を記入します。
��問題がある場合の内容およびその措置
モニタリングの結果、管理基準から逸脱が発見されれば、その内容と修正措置について記入します。
試験手数料改定のお知らせ（食品添加物、試験品採取手数料）
東京検査所では、平成２１年８月１日より輸入食品における自主検査の試験手数料の一部を改定いたしました。詳細につきましては、以下までお問い合わせ下さい。
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