イントラロックスは「i‐Drive技術」をFOOMAで訴求する。工場内に柱などの障害物があってもコンベアを乗り継ぎポイントで途切れさせることなく、カーブや傾斜などで自在に搬送ラインを組む技術。張力をかけて駆動しないプラスチックベルトならではの優位性を生かしている。
サーモドライブ
出品の中心は昨年と同様に「サーモドライブ」。一昨年発売したサーモドライブは熱可塑性のあるプラスチックを使った一体成型のベルト。表面に全く開孔がないフラットなベルトなので、菌のえさとなる食品くずなどがきれいに洗い流せる。繊維でできたベルトは小さな隙間に菌やカビの胞子が入りこむ可能性があるが、サーモドライブは一体成型のプラスチックで、吸湿性がないためカビが発生しない。
スプロケット駆動なのでベルトを引っ張る必要がなく、テンションがかからない点はMPBと同じ。ベルト表面にエンボス加工をほどこしているため、くっつきやすい製品を搬送する用途にも対応できる。
食品安全のソリューションとして、工場の問題解決の具体例を示し提案する。