東日本の多くのスーパーで店舗破損や停電による影響大

 新日本スーパーマーケット協会が13日までに集計した地震の被害状況によると、岩手・宮城のスーパーでは連絡が取れないケースが数社あった。茨城ではカスミが店舗に被害を受けた。神奈川では停電の影響で冷凍食品に被害が出た。
 岩手ではジョイスが13日から全店で営業を再開した。マイヤは、ツイッター情報によると、本店の屋上に社員と買物客約50名が取り残されたが、ヘリコプターで救助した。ベルプラスは全店で店頭のみの販売。
 宮城ではハマダ、マルニ、片浜屋と連絡が取れず、詳細不明。ウジエスーパーは全店閉鎖中。
 福島ではマルト商事が全店で断水。鎌倉屋は1部店舗で天井が落下。断水で水が足りないほか、カップ麺、レトルトご飯が不足している。
 茨城のカスミは、12日は50店で営業し、13日は90店が再開したが、相当なダメージを受けた。周辺は停電・断水・ガソリン不足・物流停止状態。客が争うように買い物している状況だという。
 群馬ではとりせんの11店が停電で休業中。
 神奈川では商品の落下や停電による影響が大きかった。スーパーやまだでは冷凍・冷蔵品に被害が出た。