ＦＳＳＣ認証を取得、カメラ増設、静脈認証も
昭和冷凍食品の山科裕道社長は新潟本社工場の取り組み状況について「ＩＳＯ22000に引き続き、ＦＳＳＣ22000の認証を４月取得した。品質保証カメラの設置を増やし、工場内に計40台設置している。静脈認証システムも８月から稼働開始した。引き続き安全安心な商品づくりと供給に努める」と明らかにした。
山科社長
今期１〜７月は売上げ15億7200万円で前期比1.2％減。冷凍生地（パン、ベーカリー類）は3.1％増と伸びたが、ラビオリ、たこ焼等の冷凍食品が2.9％減と苦戦している。
冷凍生地の一部商品を外注としたこともあり、自社生産が10.8％減に対し、委託生産（仕入れ）品は38.3％増と大きく増えた。しかし「前期は大口得意先の新規獲得などもあったことを考慮すれば、７月まではまずまずと判断できる」（山科社長）。
一方、利益面は「新設したホットケーキラインの本格稼働の遅れ、原材料高騰、人件費上昇などにより確保が非常に厳しい」と説明。「ただ、ホットケーキは昭和産業の経営資源と、市場シェア�癸韻離離Ε魯Δ魍茲�した取り組み。他社品を大きく凌駕する品質になった。積極的に拡販する」と語っている。
静脈認証右手
品質保証カメラ画像
４種野菜のワンタン、ラビオリなど発売
昭和冷凍食品は業務用冷食新製品７品とリニューアル品１品を９月１日発売した。
新潟本社工場に新設したラインで取り組む�．曠奪肇院璽�（ふんわりタイプ）�▲僖鵐院璽検覆發舛發船織ぅ廖砲�ポイント。直径13�僂梁臠修函�10�僂離譽�ュラーサイズ。
ホットケーキ以外では、「４種の野菜入りワンタン」と「４種の野菜入りラビオリ」が注目商品。野菜４種（にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、玉ねぎ）と鶏肉を使ったヘルシーな商品設計。茹でるか揚げるだけでなく、スープの中具などにも使える。
「ミニ今川焼抹茶」は１個約40ｇのミニサイズ。生地に抹茶を使い、中具は年寄りにも食べやすいこしあん。自然解凍かレンジ調理。
リニューアルの「大きなたこ焼 蛸２個入り」は釣り鐘型の生地の中にたこを２粒入れ、商品名でも“２個入り”を強調した。既存品より鰹だしを強めた。１個約35ｇは同社のたこ焼で最大サイズ。フライか、スチコン、レンジ加熱する。