オフィスに適したドリップバッグタイプのフェアトレードコーヒーを発売

 大日本印刷(DNP)アートコーヒーは、フェアトレードの普及・推進に向け、企業のオフィスで導入しやすい「国際フェアトレード認証コーヒー(ドリップバッグ ART 9 インドネシア フェアトレード)」を開発した。
 これまで培ったDNPの知見とアートコーヒーの商品開発力を生かし、オフィス消費に最適な商品を開発した。アートコーヒーが自社オンラインショップで6日発売した。

   フェアトレードコーヒー豆を使用

 フェアトレード認証を受けたインドネシア産のコーヒー豆を使用し、パッケージには植物由来原料を一部に使うことで二酸化炭素排出量を削減した「DNP植物由来包材 バイオマテック®」を使用している。社内消費用に企業が導入しやすいことに加え、持続可能な社会への貢献につながる機能も備えている。
 フェアトレードは開発途上国の原材料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立をめざす貿易の仕組み。

 DNPはNTTデータ、コニカミノルタジャパンと連携しながらフェアトレードの普及・推進に取り組んでおり、社内では認証コーヒーを利用。チョコレートなどのフェアトレード認証製品を使った社内キャンペーンなども行ってきた。
 アートコーヒーは「未来のコーヒーのために何ができるか」を考え、新ブランドの立ち上げ時には、使用するすべてのコーヒー豆が「サステイナブルコーヒー」であることを必須条件にするなど、社会・環境に配慮した商品作りに取り組んでいる。