1台2役、高感度の金属検出部搭載のオートチェッカ

 アンリツ産機システムは業界最高水準の検出感度を持つduw−hヘッドを金属検出部に搭載したオートチェッカを開発した。業界初のベルト幅160mmを実現しており、個包装の小型商品の検査ラインに適している。

duw−hヘッド搭載のオートチェッカの代表機種

 高速・高精度を追求する医薬品製造ラインから、出荷工程の大型商品の重量検査まで幅広いニーズに対応してきた重量選別機「SVシリーズ」にduw−hヘッドを金属検出部に搭載した。同ヘッドは振動や電磁波などの外来ノイズによる影響を受けにくいため、高い検出感度を維持できる。新アルゴリズムを採用したことで、検出感度S/N比3倍以上、金属異物サイズ最大2ランク向上という、業界最高水準の検出感度が実現した。
 金属検出機とオートチェッカが一体となることで、日常の点検が少なくなり、メンテナンスコストを抑制できる。オープンフレームでゴミが溜まりにくく清掃も簡単になり、コンベアもワンタッチで簡単に着脱可能。また、オートチェッカのユニット構造に、通過高さの異なる検出ヘッドを組み合わせることで、幅広いニーズに応えることができ、ラインアップを充実させる。