カジワラの「IH卓上加熱撹拌機」が近年の生キャラメルブームで注目を集めている。IHの特長を活かした温度管理が生キャラメルをより作りやすくし、ユーザーの導入意識を後押ししている。
トロ火から強火まで火加減が自在で、正確な温度調節ができる。撹拌軸は斜軸自転公転式になっており、焦げ付きやムラがなく、均質な製品の仕上げが可能。生キャラメル作りをより身近なものにした。
「餡、羊かん、カスタードクリーム作りなどでは定着していたが、最近は生キャラメルの用途が目に付く」と同社では説明。また「展示会に出展しても女性からの反応の良さに手応えを感じている。個人でスイーツ工房を立ち上げたい若い女性が多いようだ。撹拌機が難しい技術を要しなくなった」と話している。ワンタッチの鍋着脱方式や清掃がしやすいなども好まれていると分析する。
「IH卓上加熱撹拌機」、生キャラメルの実演も好評