農業資材・厨房用品の通信販売に本格参入

 工業用間接資材の通信販売大手MonotaRO(モノタロウ)は、農業資材、厨房用品の販売事業に参入する。既存の同社モール(MonotaRO.com)内に「農業資材・園芸用品」、「厨房機器・キッチン用品」の2つの専用モールを新たに開設し、1日から運用を始めた。
 「農業資材・園芸用品」モールでは、鎌、鍬、剪定鋏など農具のほか、除草剤や培養土など肥料や農薬、ホースリール、各種農業用ネットや農業用機器など合計約1万1000点を掲載。「厨房機器・キッチン用品」モールでは、フライパンや鍋など料理道具や、ボール、バット、泡だて器、保存容器など調理用品を中心に、飲食業界で必要な多種多様な商品約6万3000点を紹介している。
 従来以上にインターネットを介した高い商品検索性と、便利で簡単な“ワンストップショッピング”を深化させ、さらなる利便性の向上を図っている。
 これまで118万口座の顧客が利用している約700万点に加え、秋までに「農業資材・園芸用品」を約1万9000点、「厨房機器・キッチン用品」を約9万点まで、それぞれアイテム数を拡大する。また、より安価で高品質なプライベートブランド商品の開発も進める。