出光興産は成田国際空港敷地内に、同社初の商用水素ステーション「成田水素ステーション」（千葉県成田市木の根字神台24）を開所する。
敷地面積は約700�屐Ｇ確租澱喙�動車を１台あたり３分程度で充電できる。水素の販売価格は１kgあたり1100円（税抜）。15日から営業開始予定。
同社は、経済産業省等の実証・研究事業の一環として、2011年２月より成田国際空港敷地内で実証・研究用水素ステーションを運用しており、空港と都心の間を走行する燃料電池自動車への水素供給を通し、水素利用・供給インフラ技術開発等を実施。水素利用の普及促進を図る経済産業省の「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」補助金の交付を受け、2015年９月から商用化に向け供給設備の新設工事を実施していた。
同社では「本ステーションの運用を通じ、さらなる事業・技術面の検証と知見の蓄積を進め、燃料電池自動車の普及と水素社会の実現に貢献したい」としている。