7億円を投じて習志野工場をチルド専用に改修

 日東ベストは習志野工場(千葉県船橋市)を、7億円を投資してチルド専用工場に改修している。同工場は主にコンビニチェーン向けのチルド食品と業務用冷凍ハンバーグやミートボールなどを生産していたが、ハンバーグは関西ベストフーズと九州ベストフーズに、既に生産を振り分けた。

新チルド工場が今月中に完成する予定の習志野工場

 首都圏に近く、チルドの生産に適した立地であることに加え、首都圏に多店舗展開する食品スーパーから弁当などを大量受注したのを機に改修を決めた。大手流通グループが首都圏で出店を増やしている都市型小型食品スーパーにチルドの弁当、おにぎり、すしなどを供給する。
 チルドの規模を拡大して専用工場とすることで効率化することも狙いの一つ。早ければ7月中に工事を終え、8月から稼働開始する予定。冷凍庫は冷食の一時保管などのために残す。

改修工事が進む