エコレールマーク、新たに商品14件、企業7件

 国土交通省はエコレールマーク制度の認定商品と認定企業を27日発表した。
 26日に開催した認定会議で認定したエコレールマーク商品はブルボン アルフォート(ブルボン)、ダイヤモンドフロアー<WP、7000、4000、AA>(東洋テックス)、天然銘木<5200>(東洋テックス)、タフマン(ヤクルト本社)、ヤクルト蕃爽麗茶(ヤクルト本社)、ヤクルト珈琲たいむ(ヤクルト本社)、ヤクルトきになる野菜(ヤクルト本社)、ヤクルト麺許皆伝(ヤクルト本社)、ココナッツポッキー(江崎グリコ)、ポッキーミディ<ぽってりイチゴ>(江崎グリコ)、玄関・リビング用 消臭力 香りStyle(エステー)の14件。
 新規エコレールマーク認定企業は三菱化学、大成ラミック、東洋テックス、ネスレ日本、ヤクルト本社、エステー九州工場、YKK APの7件。
 認定商品は150件(190品目)、認定企業は87件となった。
 
 エコレールマーク制度は地球環境に優しい鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品、または企業に対し、「エコレールマーク」の認定を行い、マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度。「エコレールマーク」を表示した商品などを通じ、流通過程で企業が地球環境問題に貢献していることを消費者に伝え、企業の鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進することを目的としている。
 認定商品は500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品。認定企業は500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業。数量で年間1万5000t以上、または、数量×距離で年間1500万tkg以上の輸送に鉄道を利用している企業。