キリンビバレッジ、アサヒ飲料、日本コカ・コーラなど飲料メーカー5社は清涼飲料の賞味期限を「年月表示」に5月から切り換える。
賞味期限は年月日で、配送や保管、店陳は日別に管理しているが、月別に管理することで、製配販のサプライチェーン上の物流拠点間の転送と、転送によるCO2排出などや、物流倉庫の保管スペース、店頭の先入先出作業などの軽減を期待している。
賞味期限の表示方法は業界内で各社標準化し、「○年○月」のように漢字表記とする。対象商品は国産水、国産ミネラルウォーター、2Lペットボトル。
参加企業と最初の対象商品は、アサヒ飲料(アサヒ おいしい水)、伊藤園(磨かれて、澄みきった日本の水)、キリンビバレッジ(キリン アルカリイオンの水)、サントリー食品インターナショナル(サントリー天然水)、日本コカ・コーラ(森の水だより)。
今後は国産水、国産ミネラルウォーター小容量(500ml前後)の移行を検討し、その他の清涼飲料についても検討する。