電解次亜水生成装置の据置きイメージ
フクシマガリレイは新型コロナウイルスの拡大を受けて、電解次亜水生成装置で生成した「FEクリーン水」のサンプル2673本を取引先に配布する。全国の営業所に設置している生成装置を使ってボトルに詰め、営業担当者が届けるという。3月下旬から順次対応し、ボトルがなくなり次第終了する。
「FEクリーン水」は食塩水の電気分解によって得られる弱アルカリ性の水溶液。野菜や肉、魚などの食材や調理器具、加工機器などの洗浄で効果を発揮する。塩素臭や人体への刺激が少なく、安全性に優れているほか、原料が塩と水のため環境にも優しい。
新型コロナウイルスに対する実証データはないが、「次亜塩素酸ナトリウムの希釈液と同等の除菌効果を持つ」(同社)ため、次亜塩素酸ナトリウム水溶液の使用方法に準じた使い方ができる。
電解次亜水生成装置は既存の蛇口に取付け可能な切替えコックと本体、食塩タンクで構成する。蛇口をひねるだけで新鮮な電界次亜水を生成できる。塩素濃度は4段階で設定でき、濃度によって生成量が変わる。一定の濃度で生成するため、希釈する手間がいらず、希釈ミスによる濃度ムラの心配もない。
問合先はフクシマガリレイ営業戦略部(電話06-6477-2031)。